1997年3月発売
恋命 青江三奈ベスト恋命 青江三奈ベスト
ベスト。いやぁ、「伊勢佐木町〜」をはじめ、「恍惚の〜」とか「眠られぬ夜の〜」とか「気まぐれ〜」とか、“ブルース”の目白押しですよ。「ブルー・ブルース」なんてのもある。こんな歌ばっか歌ってて本人はブルーになんないのかな。存在感はさすが。
奄美しまうた 美ら島ぬ花奄美しまうた 美ら島ぬ花
奄美大島の北部に伝わる「笠利節」のウタシャ(歌い手)、当山ミツヨの歌声は“しまうた”を特別なものと思い込みがちのこちらの気持ちをほぐしていく。島で紬の機織りをしている歌のうまい主婦が、近所の人たちと“歌遊び”をしているかのようである。
Tribute to THE STARCLUB featuring HIKAGETribute to THE STARCLUB featuring HIKAGE
結成20周年を迎えた日本の元祖パンクといえばザ・スタークラブ。タイトルどおり、元ジュンスカの森純太、黒夢の清春、バクチク、レピッシュと錚々たるゲストが参加しヒカゲを盛り立てている。でも、新リスナーのための系譜ぐらい添付してもよかったのでは。
ルネッサンスルネッサンス
丸山勉は読売日響の首席ホルン奏者。アンサンブルなどでも活躍する若手だ。ハープを交えながら、ホルンという楽器の能力と魅力を紹介するというコンセプトはまず成功。明るい音楽性がうれしい。少々音程の不安定な部分が、楽器の性格とはいえ残念。
バーバー:アダージョバーバー:アダージョ
フルートのようなシンプルな楽器を4本集めただけで、よくこれほど豊かな音楽世界が作れるものだと感心した。何よりもアンサンブル能力が素晴らしく、まるで4本のフルートを1人で吹いているかのようだ。今後もどんどんレパートリーを広げてほしい。
ブラック・ダイアモンドブラック・ダイアモンド
当時イングヴェイ・マルムスティーンと人気を二分した早弾き様式美系ギタリスト、ティモ・トルキ率いるバンドのシングル(97年リリース)。マイナー・キーの泣きの旋律とドラマティックな曲展開、その冴えは相変わらず。(4)(5)のライヴ・ヴァージョンも臨場感があり、ファン必聴の音源だ。
ムラヴィンスキーの真髄4/チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」、幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」ムラヴィンスキーの真髄4/チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」、幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」