1997年4月23日発売
サヴェージ・ガーデンサヴェージ・ガーデン
オーストラリア出身で、80年代イギリスのニュー・ロマンティック系バンドを連想させるキャッチーかつウェットなメロディが魅力のエレクトリック・ポップ・デュオのデビュー・アルバム。ダンサブルな(2)は、アメリカでスマッシュ・ヒットを記録した。
グレイテスト・ヒッツ 1973-1988グレイテスト・ヒッツ 1973-1988
旧コロムビア在籍時代のブツをまとめたベスト。年代順に並んでいるが、通して聴いて感じるのは、ブルース感覚やファンク感覚などさまざまなブラック・ミュージック語彙の咀嚼のうまさかな。サントラ提供のビートルズ曲カヴァーや未発表ライヴも入っている。
<プライム・ワン>スキャットマンズ・ワールド<プライム・ワン>スキャットマンズ・ワールド
ホテルのラウンジでジャズ・ピアニストをしていたオジサンが、53歳にしてユーロビートの大スターに! 親しみやすいノリノリのリズムに乗って、ジャズで鍛えたドゥビ・ドゥビ・スキャット! 前向きな歌詞に苦労した人らしく説得力があって素晴らしい。
<2FOR1>ショパン名演集<2FOR1>ショパン名演集
ホロヴィッツの膨大なレパートリーのなかでもとりわけショパンは彼が得意としたもの。このシリーズの[2]と合わせるとRCAへの録音全部が揃う。ダイナミックで鋭敏、充実した若々しさに満ちた豊かな音楽を聴くことができる。
「展覧会の絵」&「戦争ソナタ」「展覧会の絵」&「戦争ソナタ」
47年から50年代にかけてRCAに録音したソースからのセレクションだが、この時期のホロヴィッツの指はすさまじい。プロコの戦争ソナタなど背筋がゾクゾクする。展覧会の絵も、余分な思い入れをキッパリと抑え込んだ非常にクールで勢いのある演奏だ。