1997年7月2日発売
Latinism RiversibleLatinism Riversible
本作の(1)(3)をはじめ2000近いCM音楽を手がけてきた人のCD。インストの(3)以外、葛生千夏が作詞((4)では歌唱も)に関わっている。サウンドとしてはラテン音楽がかったラウンジ・リザーズみたいな趣が感じられた。(3)は自宅録音ならでは素朴さが輝く。
ELEVEN GRAFFITIELEVEN GRAFFITI
ワールド寄りのアプローチをみせた前作から1年。ドラムン・ベース、70年代ソウル、ブルース……新旧混合さまざまな要素でカラフルに描かれた落書きは、肩の力を抜いた自然なタッチで心を和ませる。リコーダー、アコーディオン、グロッケンの音色がまたよし。
NEWSNEWS
ハード・ロックなのにどギツさの微塵も感じられず、無駄な贅肉がすっかり落ちて筋骨隆々のサウンドを聴かせてくれるアルバムだ。メロディの中に清涼感や宇宙的な広がりが現れ、そこは悪魔のくせに…と思うが、キャリアならではのツボのつき方に納得。