音楽むすび | 1997年7月発売

TV番組のテーマ曲である(1)を含む全5曲のミニ・アルバム。ルックスも良さげな方だし、楽曲もカラオケ好きな方にはいいかも。ただ歌唱力が少し気になる。下手をすればカラオケ口説き男に負けちゃうかもヨ。今後に期待シマス。

待望の15曲入りフル・アルバム。使う楽器、音楽のスタイルは違っても、ジャズの持つスピリチュアルな要素を自分たちの音楽にすんなりと編み込むことができる数少ない日本人アーティストだ。アブストラクトな雰囲気は強いが、聴きやすく嫌みのない仕上がり。

フォーリーブスやトシちゃん、マッチ、SMAPなどジャニーズの歴代スーパー・アイドルたちのヒット曲(いきなりモータウンや懐メロなんかも挿入されるが)をふんだんに取り入れた少年隊のミュージカル『リズム』のサントラ盤。ヒット・パレードです。

映画『バットマン&ロビン』のサントラからのシングル。(1)はハードな面とソフトな面が中和された“ならでは”の曲、(2)は打ち込みのリズムとメロウなヴォーカルとの巧みなバランス技披露、(3)と(4)はアルバム未収録曲だから、ファンは買いでしょう。

15分28秒の「ボレロ」1発で1,000円ってか。そうか、こういうのアリか。まあサンプラーだもんな。ところでこの演奏、実に几帳面な枠組と細部までクリアな響きの上に、自主性溢れるソロを乗せたもので、熱狂陶酔型のボレロとは一味違うようだ。

US、UK、東京の当時のクラブ・ヒット・ナンバーを、日本を代表するハウスDJが選曲したコンピレーション。つまり彼のDJプレイを家を居ながらにして楽しめるわけで、起承転結を考慮した選曲と曲順はキャリアのたまものしか言いようがない。

ヴィジュアル的にはカスケード路線だけれど、キーボードを全面にフィーチャーしたサウンドはポップで歌詞もわりとフツー。親しみやすいキャラクターも手伝ってコギャルとかには受けそうだが、ロック・ファンからすれば少々物足りなさが……。