1997年9月発売
Junior SweetJunior Sweet
出産を機に歌手としての評価を格上げする風潮には納得がいかないが、歌と生き方とをダブらせるロック・ファン好みの立ち居振舞いに、音楽的な裏づけができてきたのは確か。奔放なイメージと裏腹に、何が時分に求められているかわきまえた人だと思う。
聖歌100選 第1集 み神の愛をば聖歌100選 第1集 み神の愛をば
聖歌には美しい曲がたくさんあり、中には名曲のフレーズを聖歌に取り入れたものもある。これは、そんな素敵な聖歌の数々を合唱とオーケストラで演奏した意欲的なアルバム。惜しいことに鑑賞用には洗練度不足な気もするが、一緒に歌えばきっと楽しい。
聖歌100選 第2集 ほふられたまいし聖歌100選 第2集 ほふられたまいし
この手のアルバムは宗教者の方々が聴くのだろうか。曲そのものにはよく書かれたものもあるが、編曲の多くはあまり感心できない。歌唱の中にも、聴くのにつらいものもあり、せっかくの聖歌の歌詞が伝わらないものも。敬虔な、というよりは明るい聖歌だ。
聖歌100選 第3集 カルバリ山の十字架聖歌100選 第3集 カルバリ山の十字架
参集者一同が心を合わせて唱和する。すべからく信仰の基本であり、神聖な儀式を彩る調べでもある。ここでは歌の上手い下手は問題にならないのである。当盤には黒人霊歌を含めアメリカ、イギリス起源の比較的新しい曲に日本語の訳詞をつけた聖歌を収録。
聖歌100選 第4集 人生の海のあらしに聖歌100選 第4集 人生の海のあらしに
ア・カペラのグレゴリアン・チャントとはだいぶ、趣を異にする。聖歌とは何?無宗教者にはふだん馴染み薄いが、標題曲のタイトル通り、人生の海の嵐などに出会ったとき、平安を与えられ、随分助けられるものだろう。グレゴリアンが人々に支持されたように。
聖歌100選 第5集 キリストにはかえられません聖歌100選 第5集 キリストにはかえられません
全7集の『聖歌100選』のうち第5集では、「証し・宣教・再臨」をテーマに、『讃美歌集』にも含まれる(5)をはじめ、15曲が収められている。演奏形態は独唱または合唱で、伴奏は小オーケストラが主体。キリスト教主義の学校の教材としては適したシリーズ。