音楽むすび | 1998年1月21日発売

2nd収録の表題曲と未発表ライヴや既発曲のデモほかからなる日本独自企画盤。出身はスラッシュ・メタルだが、たたみかけるようなモロにハードコアといった曲も収録。両者を等価で融合したようなサウンドは、パンク系の耳もとらえること必至、聴くべし。

久々にヴァイオリンの演奏でショックを受けた。恐ろしく緊張感に満ちた演奏なのだが、聴いていて疲れることはなく、むしろ快い。まるでクリスタルのように磨き抜かれた音色。音楽とはこれほど気高いものだったか。97年度英国グラモフォン賞受賞盤。★

ムソルグスキーのオペラから数曲と「展覧会の絵」(自筆譜に基づく演奏)が収められている。オペラからの曲は、オーケストレーションされる前のピアノ譜によっている。小川典子がムソルグスキーにふさわしい力強くて重い音楽を奏でている。