1998年2月21日発売
ジャーマン・メタルの老舗のベスト盤。ハロウィンをよりパワフルにさせたサウンドが特徴の彼ら。気恥ずかしくなるほどの大仰、ドラマティックな曲展開も究極の金太郎飴軍団(良い意味でね)がやると違和感はない。そして、それが長生きの秘訣だろう。
当時のプログレッシヴ・ロックを代表するグループの一つがこのスポックス・ビアード。きらめくメロディと円熟のアレンジメントが壮大な音宇宙を形成していく、彼らのプログレッシヴ・ロックを少しでも多くのファンに耳にしていただきたい。★
相変わらず艶めかしい歌声を聴かせてくれる人です。プロデューサーにKim Bulladを迎え制作した本作は、アンの持ち味である縦ノリ・ロックを、無理やり横ノリ・グルーヴに変えて録音した、お洒落な匂いと危険な香りを同時に漂わせた内容になっている。
あまり聞き覚えのないバンドだが、このミニ・アルバムを聴くかぎり、その実力は侮りがたし。ファンキーなギターにグルーヴ感あふれるリズム隊、そして時にはぶっきらぼうに時にはやさしく変化するヴォーカル…。この4人が醸し出す空気は超ヤバい。
オーストラリアの4人組のデビュー作。オールの面々がプロデューサーのためか、おおらかなメロディアス・パンク・ロックに仕上がった。ポップで親しみやすい曲ゆえにオフスプリング・ファンにも受けそうだが、もっと美味しい。(12)〜(15)は日本盤のみだ。
ジャズ、ソウル、ファンク、ラテン、ブラジルなどをクロスオーヴァーさせたダンサブルなサウンドでクラブでの人気も高いCTIの音源(ヒップホップの元ネタの宝庫としても有名)から人気DJ沖野修也がセレクトした11曲。
キングでの4作目となるアルバムは、前作同様、吉田仁のプロデュース。で、これがめっぽうステキなパワー・ポップ・アルバムに仕上がっている。ネオアコ系としてスタートし、線の細いイメージのあったバンドが到達した、ひとつのピークを収めた作品だ。