1998年3月25日発売
夜明け前夜明け前
FMでよくCMが流れているTOKYO No.1 SOULSETの新作シングル。相変わらずこの人たちは詩人だが、すでに新しい日本のラップが云々といった形容詞を超えたところにいるね。バックトラックのリミックス(?)(4)も面白い。特殊ピクチャーCD仕様。
デス・オア・グローリーデス・オア・グローリー
スコーピオンズやハロウィンに続けとばかりに西ドイツより登場したランニング・ワイルドの本邦デビュー盤。ドラッグ問題を歌った2や宗教的な偏見を歌った4など思慮深い所が彼らの魅力といえる。歌メロも哀愁が漂い第2のハロウィンも夢じゃない。
ユー・キャント・ハイド・ユア・ラヴ・フォユー・キャント・ハイド・ユア・ラヴ・フォ
80年代のネオ・アコ・ムーヴメントの先掛けとなったオレンジ・ジュース82年発表のデビュー作。パンクやメンフィス・ソウル等の影響をシンプルな演奏と美しいメロディに昇華。不運の名グループだった彼らの世界初CD化、日本初発売で再評価を期待!
キ・ラ・メ・キ・トゥモローキ・ラ・メ・キ・トゥモロー
フリッパーズ・ギターのお陰か、モノクローム・セットが再結成来日したりオレンジ・ジュースがこうしてCD化されるのはただただ感謝するのみ。ネオ・アコースティックの真髄ともいうべきサウンドは今も色あせない82年リリースのセカンド。
ザ・サード・アルバムザ・サード・アルバム
エドウィン、ジーク、そしてプロデューサーのデニスによるトロイカ体制で制作された84年ラスト作。サウンドは従来のアコースティック色が後退してブルー・アンド・アイドに傾斜。スタカンより洗濯ノリの強いセコンド・ハンズなオシャレな音といった趣。
テキサス・フィーヴァーテキサス・フィーヴァー
前作でポップ・スターになった彼らがポップ・スターの立場とファンクに走ろうとするメンバーの間でイラつきながら作ったミニ・アルバム。だが、彼らの趣味が素直に出た好作品、そしてフリッパーズ・ギターの魔力によって日本だけのCD化、バンザイ。