1998年4月15日発売
ファイアボールファイアボール
一般的に“出来のイイ長男と三男に挟まれて肩身がせまいぜ次男坊”的な扱いのアルバムだが、そんなことありません。ヴァラエティに富んでいて非常に聴きどころが多い好盤なのだ。71年発表。
マシーン・ヘッドマシーン・ヘッド
彼らの代名詞(1)(5)も収録された歴史的名盤。全編を通じリッチー・ブラックモアが神業ギター・プレイをぐるぐる乱れ弾く本盤は、ギター・キッズ永遠の教科書でもある。72年発表。
リタンダントリタンダント
『ニムロッド』からの第3弾シングル。軽薄パンクと決め付けて敬遠している読者もいるかもしれないが、彼らが実は真っ当なソングライターで、優れたポップ感覚を持っているのを理解するには手っ取り早い作品だ。ライヴ録音の(2)(3)も音源としては上質。
ジャクソン・ファイヴ グレイテスト・ヒッツジャクソン・ファイヴ グレイテスト・ヒッツ
変声期前なのにもはやマスターピース。ジャクソン・ファイヴ時代のマイケルの素晴らしさは、いくら言葉を尽くしても足りることがない。モータウンの中では後発組なだけに、(1)(2)といった大ヒット曲が、ソウル後年の展開を予告していたのは発見だった。★