1998年9月発売
インターナショナル・ヴェルヴェットインターナショナル・ヴェルヴェット
実力発揮の2ndアルバム『インターナショナル・ヴェルヴェット』に、限定アナログ盤にのみ収録されていたBBCライヴ4曲を追加収録。ヒステリックな声が魅力のセリーズ・マシューズ。癖のあるメロディが印象的な彼らの嬉しい日本独占盤。
カタトニア EPカタトニア EP
“僕たちが聴きたいのはセリーヌではなくセリーズ”という標語まで生まれたセリーズ・マシューズを擁する英国の、それも勢いのあるバンドのひとつ。シングルやアルバム未収録曲で構成された日本独自の企画CD。旬の勢いが、全編ポップに弾む。
ホワット・アイ・ドゥホワット・アイ・ドゥ
先頃発売されたベスト盤からのシングル・カットで、プロモ来日時に行なわれたアコースティック・ライヴの音源を2曲含んでいるのが魅力。普段のアレンジの巧みさも評価されて然るべきだが、ハダカの状態でも光る曲を、彼らはいくつも持っているのだ。
実験の夜、発見の朝実験の夜、発見の朝
排他的な香りをたっぷりしみ込ませた叙情的な詞世界。ギター1本でも十分力強さを持った歌に絡む、打ち込みや生楽器の音群たち。70年代アングラ・フォークの香りの上に、90年代アバンギャルド感覚を塗りたくった彼らの歌世界。どんどん魅きこまれていく。★
ハートブレイク・ボディビーツハートブレイク・ボディビーツ
小林克也のスネークマン・ショーの新ヴァージョンといったところ。ほとんどの曲でケイ・ナカヤマが音作りをしており、クラブ・ミュージック仕立ての曲もあり、冷ややかな風刺に色を付けた。けど、さっぱりした作りの曲が一番ドッキドッキしたりして。