1998年9月発売
歌舞伎町の女王歌舞伎町の女王
うわー、なんかわけわかんないです。でも椎名林檎さんの頭の中には、すごい物語があるのだろう。『歌舞伎町の女王』っていうタイトルからしてただ者じゃない(そういう面白がり方はピストン西沢みたいで嫌だけど)。いい加減なことは言えないが、天才肌の人だろう。
ベル・アンド・セバスチャン/The Boy With The Arab Strapベル・アンド・セバスチャン/The Boy With The Arab Strap
淡く繊細なメロディが印象的なグラスゴー出身の8人組、ベルセバの2作目。チェロやトランペットを加えた彼らのサウンドは、80年代ネオアコ・インディ・ポップと同質のピュアな透明感が魅力で、素朴にして暖かみのあるサウンドはどこか懐かしくも新鮮。
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番&大フーガベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番&大フーガ
アルバン・ベルクSQの2度目の、しかも短期間でのライヴによる全集からの分売。元来が緊張感の持続するシャープな演奏を聴かせるSQだが、ライヴによりその迫力はさらに増す。技術的完成度の高さは驚異的。緩徐楽章での深い情感と柔和な表現も印象的。