1999年12月22日発売
制作・出演
アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ / ジュゼッペ・サッバティーニ / ソンドラ・ラドヴァノフスキー / ツェン・ツォウ / デニス・グレイヴス / デニス・ラッセル・デイヴィス / フィリップ・グラス / ロバート・ウィルソン / ローリー・アンダーソンウィルソンがLA五輪のために計画した巨大五部作(全12時間)第5章のグラス担当部分。セネカに伊米の内戦をからめた台本、分散和音の反復音型と職人的管弦楽法にオペラ歌手が参加、音だけだと抽象的オラトリオ風。充実の解説(前島秀国)+対訳28頁付。
最新作からの3枚目のリカット。(2)はアルバムには未収録の粘着質のミドル・チューン、そして(4)はストリングスなしの未発表ヴァージョン。(2)は91年のライヴ音源だが、怒濤の生ライヴを体験した後ではもの足りない!……はず。
すばらしいチェロ奏者を輩出するフィンランドから、新しい才能がデビューした。ユロネンによるヨーロッパ各地の風土を色濃く映した作品を取り上げたアルバム。マルティヌーでの豊かな情感やフィンランド民謡の抒情的なメロディが何て素敵なんだろう。
制作・出演
J.S.バッハ / キャロライン・ワトキンソン / クルト・エクヴィルツ / バーバラ・シュリック / ファビエンウ・ヴィレダ / ミシェル・コルボ / ミシェル・ブロダール / ローザンヌ声楽アンサンブル / ローザンヌ室内管弦楽団特別企画のコルボによるバッハ4大宗教曲のひとつ。コルボの演奏はキリストの誕生の喜びがそのまま伝わってくるさわやかなバッハで、演奏・録音共に秀逸。
服飾ブランド、イッセイ・ミヤケ・メンとの第2弾コラボレーションCD。2000年の春夏ミラノ・コレクションのために書き下ろされた楽曲と現地で録音された音を再構成した内容となっている。無垢な音の粒子が無邪気に飛び交う自由度の高い音作品だ。
制作・出演
J.S.バッハ / アントニー・ロルフ・ジョンソン / ジェニファー・スミス / ジョゼ・ヴァン・ダム / ビルギット・フィニレ / フィリップ・フッテンロッハー / ミシェル・コルボ / ラシェル・ヤカール / ローザンヌ室内管弦楽団制作・出演
J.S.バッハ / クルト・エクヴィルツ / ビルギット・フィニレ / フィリップ・フッテンロッハー / フェリシティ・パーマー / ミシェル・コルボ / リュート・ファン・デル・メール / ローザンヌ室内管弦楽団 / ヴェルナー・クレン特別企画のコルボによるバッハ4大宗教曲のひとつ。「ヨハネ」のCD発売はこれが初めてであった。コルボはバッハ演奏の第1人者として名が高まってきたが、このCDでも、彼独特のすがすがしさと奥深さを感じさせる音楽で聴き手に迫る。
制作・出演
J.S.バッハ / アントニー・ロルフ・ジョンソン / キャロライン・ワトキンソン / クルト・エクヴィルツ / ゲルハルト・ファウルシュティヒ / フィリップ・フッテンロッハー / マーガレット・マーシャル / ミシェル・コルボ / ローザンヌ室内管弦楽団注目の女性ギタリスト、イズビンが世界中を旅するうち各地の民謡にインスパイアされた曲を集めてできたというアルバム。世界初録音を多く含む選曲の幅広さや気合いの入った演奏ぶりから、確かに並々ならぬ意欲作だと実感できる。武満編曲作品の抒情も○。