1999年3月20日発売
BOYBOY
97年デビューの3ピース・ロック・バンドのニュー・マキシ・シングル。バンド形態からも想像できるように、ブランキー・ジェット・シティ的なソリッドな感覚を持っている。寂寥感を湛えたギターと、せつないヴォーカルが印象的だ。
タッチタッチ
サックス奏者ビル・エヴァンスの新作は、ヒップホップ的な要素や、エスニックな要素も巧みに取り入れ、新しいタイプのインプロヴィゼーション・ミュージックをクリエイトしようとしている。そのサウンドの斬新さは、他のアーティストとは一線を画している。★
ザ・ベスト・オブ・ケヴィン・レトー ミラクル・ヴォイスザ・ベスト・オブ・ケヴィン・レトー ミラクル・ヴォイス
セルジオ・メンデス・グループのシンガーから91年にソロ・デビューしたケヴィン・レトー初のベスト・アルバム。ブラジリアン・テイストにジャズ、フュージョン、スタンダードが渾然一体となったポップスが楽しめる。一番の魅力は透明感ある歌声。買いです。
ヘル・オン・ステージヘル・オン・ステージ
自ら“キングス・オブ・メタル”と称するアメリカ産バンドの、前作『ヘル・オン・ウィールズ・ライヴ』の続編となるライヴ・アルバム。2枚組を2作連続とは驚いたが、かなり濃いファン向けの選曲には、コテコテのメタル好きには堪らぬ鋼鉄の美学が満載だ!!
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番&第2番メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番&第2番
97年より新メンバーで活動を行なっているジュリアードSQによる“メンデルスゾーン”。技巧に優れ、音楽性豊かな4人が、互いに触発された白熱的な演奏をくり広げている。現代的できびきびとしたなかにも、ロマン的な香気がただよっており、聴きごたえがある。