1999年3月発売
ドルチェドルチェ
新日本フィルの首席オーボエ奏者、古部賢一のファースト・アルバム。明快な音色でオーボエという楽器の魅力を引き出している。キラリと光る瞬間もあるが、モーツァルトのソナタなどは仕上がりが今一つ。選曲の意図も“?” 次のアルバムに期待したい。
アイ・ラブ・ビバップアイ・ラブ・ビバップ
大ベテランの新作は日本人ベーシスト、青森義雄とのコラボレーションの色合いが濃い。ジャズ・ファンにはお馴染みのナンバーが並ぶが、随所にローランド・ハナ流の解釈が見られて面白い。クリス・ローゼリのドラムも小気味よく侮れないものがある。