1999年4月21日発売
(1)でおなじみの60年代前半を代表するロックンロール・シンガーのベスト・アルバム。当時はまだ珍しかった“自作自演歌手”として連発したヒットの数々は日本でも大ウケした。レノン&マッカートニーの作品を初めて全米でチャート・インさせた(10)は聴きもの。
日本では「ルイジアナ・ママ」で知られる、60年代を代表するアメリカのシンガー、ジーン・ピットニー。といってもピンとくるのは50代以上……!? ともあれ、チャートを賑わしたヒット曲を全部収録したCDなのであります。ポップス黄金時代の懐メロです。
58〜67年にかけて活躍した黒人女性ヴォーカル・グループ、シュレルズの、すべてのヒット曲25曲を網羅した、まさにベスト。ビートルズがカヴァーした「ベイビー・イッツ・ユー」やキャロル・キングの名曲「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」も収録。
映画『明日に向かって撃て!』の主題歌(11)で、おなじみのシンガー。セプター・レコード時代のヒット曲を中心に収録された、日本独自編集のベスト盤。アメリカン・ポップス黄金時代に活躍した彼の魅力を十分伝える内容となっている。カントリー色の強い曲が多い。
「雨にぬれても」のヒットで有名なB.J.トーマスの72年の名盤。副題に“スーパー・セッション”とあるように、スティーヴィー・ワンダー、ポール・ウィリアムス、キャロル・キングほかがソングライティングのみならず、レコーディングにも参加。世界初CD化。
1作目と同時に日本リリースされた2作目。とくに大きな路線変更はないものの、今作はバンド・アンサンブルが強化され、楽曲のよさがさらに明確になった印象。また、アメリカン・ルーツ・ミュージック・フレーバーもより強くなった気がする。★
パワー・ポップ・フリークの間では輸入盤がリリースされた時点から注目されていた、フロリダ出身の4人組の1作目。キャッチーさのなかにラウドさが見え隠れする、瑞々しいサウンドがたまりません。この手のバンドはライヴがまた楽しそうなんだよな。★
より自由な立場で音楽をと、自らのレコード会社を設立した加藤の新作。オリジナルに加えてヨーロッパを中心とした佳曲を取り上げ、ウィーンで録音。加藤の意欲と歌の力が深く心に伝わる大人の音楽で、「だんご〜」を買うお金があったらぜひこちらを!★