歌う指揮者ワルターの体質にぴったりのブラームスの2番。明るめの音色でブラームスの自然賛歌をくっきりと描く。2楽章の入りの弦の歌などちょっぴり古風だけど、室内楽のような歌心が伝わってくる。新しいマスタリングの細身の音色には好みが分かれそう。