1999年6月30日発売
ザ・ベスト・オブ・ジャッキー・チュンザ・ベスト・オブ・ジャッキー・チュン
99年7月に4年ぶりの来日を果たしたジャッキーの96年以降の作品から編集。近年の彼の指向であるロック度の高い曲に始まり、お得意のバラードまで多彩な魅力を楽しめる一枚。ヒップホップやケルトの要素も入るところが、脱アイドルの意気を感じさせる。
Aloha PolydorAloha Polydor
ポリドール時代のベスト。まるで現実感を通り越した独自のサウンドは、こんな時代だからこそ美しさを増し、そしてそれはフロントマン・佐藤伸治の急逝によって一気に昇華してしまった。(8)のエンディングの余韻を漂い、(10)に至っては涙、また涙……。★
スーパーベストコレクションスーパーベストコレクション
ハスキーな独特の抑揚、伸びないコブシが曲に色をつけており、どれもサラリと聴ける2枚組全30曲。彼女の曲の多くを手掛けている作曲家浜圭介は、彼女の声を際立たせるようなわかりやすく哀愁を感じさせるメロディ作りでヒットの陰の立役者といえるだろう。★