1999年8月21日発売
ブラジリアン・ロマンスブラジリアン・ロマンス
サラはこれまでにもブラジルものを何枚か出しているけれど、これはタイトルほどブラジル的な匂いがしない。といってツマラないと言ってるんじゃなく、ゆったりとしてリラックスできるヴォーカル・アルバムに仕上ってる。(3)でM.ナシメントが参加。
OOKeah!!OOKeah!!
先行発売インディーズ盤アナログに新たに2曲を加えたデビュー・アルバム。ヴォーカルよりサウンドを前面に出したため、歌詞は聴きとりにくい。しかし、ヘヴィなギターとハードなドラム音に疾走感があり、ライヴ感覚の臨場感がある。CF曲(5)を収録。
00Yeah!!00Yeah!!
デビュー以来アクセルを全開にしたまんまライヴ活動&CDリリースを繰り返している彼らの勢いは、もはや“ポピュラリティの獲得”をとうに越し、リスペクトされる側にまで達しているように思われる。今新作もすべて未発表曲。泉のような才能に脱帽。
ブルー・バートンブルー・バートン
オランダはアムステルダム出身の女性ジャズ・シンガー、アン・バートンのデビュー作。知性を感じさせる比較的淡白な歌いまわしが魅力。冒頭を飾る「捧ぐるは愛のみ」の完成度は極めて高い。
バラード&バートンバラード&バートン
バートンのアンニュイなヴォーカルは、初めて聴いてから20年が経過した現在でもどことなく魅力があって、しばらくは耳から離れない。この気だるさこそが彼女のアンデンティティだが、こうした味のある歌手が少なくなった昨今に改めて思いを馳せてしまう。