1999年9月29日発売
スプリンタースプリンター
バンドの顔だったケリの脱退といった紆余曲折を乗り越え、ギタリストのクリス・コーナーがヴォーカルを兼ねるようになってのセカンド。ブリストル・サウンドを彷佛させる深遠な楽曲を聴けば、脳裏にはストイックな夢物語が見えてくる、そんな意欲作だ。
フォー・ザ・ブリーダーズフォー・ザ・ブリーダーズ
ニューヨーク出身のハードコア・バンドとか。メタリックでハードな、という常套文句しか思い浮かばないのが申し訳ないが、ひたすら叫びながら突っ走る。初期のEPやコンピレーションからの曲と新曲とで構成。違和感なくそれらが並ぶあたりが、凄い。
98.12.28 男達の別れ98.12.28 男達の別れ
個人的には98年のベスト・ライヴのひとつに数えたいこの日のステージが、皮肉にも佐藤伸治の死によって音源化。柏原譲の脱退が決まっていたこともあり感傷的なムードの漂う内容だが、ラストを飾る[2](3)のスペクタクル感には再び圧倒された気分。★