2000年2月発売
去る4月中旬に二度目の来日公演を行なった女性ハード・ロック・シンガーの来日記念ミニ・アルバム。新曲(1)に加え、過去の作品に収められていたナンバーの別ヴァージョン4曲で構成。プログレッシヴなアレンジが多彩な音世界をさらに引き立てている。
スウェーデン産中堅デス・メタル・バンドの初ライヴ盤。中速重量級チューンから怒濤の疾走へと加熱していくデス・メタル流ドラマ感覚を余すところなく伝える。未発表スタジオ・テイク6曲(うち2曲は日本盤オンリーでEPよりの音源)を追加収録。
二十数年ぶりの活動再開がツウの間で話題。94年“プログフェスト”におけるオーストラリア産叙情派プログレ・バンド復活のステージを収めるライヴ盤。70年代に残した2枚の名盤よりの大作が次々登場、雄大な展開にマリオ・ミーロのギターが咽び泣く。
LAで活動してきた辣腕セッション・メンが結成、USシンフォ/プログレのシーンでは揺るぎない地位を固る5人組の2年ぶりの新作。ポップなメロディを完璧なテクと複雑精緻なアレンジで次々に繰り出していく特長は依然健在、温かく人懐こいサウンドが魅力。
豪州随一の叙情派プログレ・バンドだったセバスティアン・ハーディのギタリストによる79年発表の初ソロ作(世界初CD化)。自身がヴォーカルもとる全編は、ロマンティシズムあふれる正にメロディの宝庫。フュージョン・タッチのインストも収録している。
北欧メタルのマニア間で根強い人気を持つシルヴァー・マウンテンのギタリストによる初ソロはコンチェルト作。壮大なクラシック演奏と比べても一歩も譲らないスケール感は圧巻だが流れるようなメロディが妙な堅苦しさを解消してくれる。高度な技の瞬間芸も手応え十分だ。
北欧出身のメタル6人組の1作目。哀愁のメロディを巧みに取り入れたライオットばりのハード・ロックは日本人好みの音だ。キーボードによるシンフォニック的旋律も曲にスケール感を与えている。ただ、高音域を活かしたヴォーカルは悪くはないが音程に若干難ありが惜しい。