音楽むすび | 2000年7月26日発売

クラシックの域に留まらず映画音楽、オペラ作品を手掛ける、フィリップ・グラス。本作は、世界初録音となる交響曲第3番をメインに、92年作、オペラ「シヴィル・ウォーズ」を収録している。

サンフォード&タウンゼンド・バンドが76年に発表したデビュー・アルバム。ソングライターとしての下積みが顕著にあらわれた内容で、後に素晴らしい曲を提供するのを予感できる逸品だ。

ハンガリーの作曲家ドホナーニの「セレナード」と、ブラームスの名作、弦楽六重奏曲第2番をカップリング。シトコヴェツキーによる好編曲は、オリジナルと同等以上の魅力を発揮している。

好評なファースト・アルバムに続いて77年にリリースしたサンフォード&タウンゼンド・バンドの作品。ジャケットのイメージがそのままサウンドに反映された、軽快なノリが楽しめる1枚だ。

一昔前の野口五郎を思わせるヘア・スタイルのジャケットが印象的なロジャー・ヴードリスのソロ作品。M・オマーティアンをプロデューサーに、幅広いポップ・ロック系AORを展開している。

デヴィット・カーンとの“ヴードリス&カーン”で活動後、ソロとして歩きだしたロジャー・ヴードリスのセカンド・アルバム。ヒット曲「僕の想い入れ」ほか、洗練された曲を収録した1枚だ。

70年代、日本に2年間留学した経験を持つ、北欧を代表する作曲家ペール・ヘンリク・ノルドグレン。彼の作風を知るにふさわしい3曲の協奏曲を、俊英ユロネン、カンガスらが渋く好演。

ノルドグレンの交響曲は、生命を受け、尽き果てるまでの人の生涯を描いたかのような、スケールが大きい作品だ。異例なほどの迫力あるサウンドは、相応の音量で聴くべき。

ロック・シーンで華麗なる活動を続けているフレットレス・ベースの世界的第一人者、トニー・フランクリンの初のソロ・アルバム。あらゆる楽器を駆使し、音楽的キャリアの集大成的作品だ。

最高の音で楽しむために！

最高の音で楽しむために！