音楽むすび | 2000年8月23日発売

UKチャート5週連続初登場ナンバー・ワンという快挙を成し遂げたウエストライフの企画盤。ヒット曲は全曲収録、未発表曲、先行シングルまで盛り込まれた、まさにオイシイトコ取りの作品だ。

現代人の多くが求めている、“こころに効く音楽”をセレクトしたヒーリング音楽の完全盤。そのサウンドは、時代のニーズに応えつつ、言葉を超えてすべての人の心に染みわたる優しさを持つ。

(1)(2)(7)(8)と4曲が全米ヒットしたというからすごい。とかく文学的、パフォーマンス的な面からのみ語られがちな彼らだが、演奏にちらりのぞくラテン的な要素など、LAのグループとして先駆的な部分は他にも。69年作。

ドアーズ円熟期の名盤が完全に復活。衝動と反逆のスタイルと優れたサウンドを備えた、ドアーズの強烈な個性がほとばしっている。新解説、オフィシャル歌詞、対訳付きと抜かりない紙ジャケ盤だ。

モンスター・ヒットをとばすキッド・ロックのバックDJのソロ・デビュー・アルバム。映画『上海ヌーン』『M：I-2』の挿入歌に起用されるなど今後が楽しみな彼の才能がつまった強力盤だ。

10代とは思えない表現力豊かな声で、一気に音楽シーンのトップへ上りつめた彼女のセカンド・アルバム。前作より幅広い音楽性をもたせ、彼女のさらなる才能を開花させた一押しの作品だ。

94年に結成されたバンド、JIMMY EAT WORLDがニュー・アルバムをリリース。“EMO ROCK”といわれるムーヴメントから生まれた彼らの楽曲は、完成度が高く力強い。

イギリスでゴールド・ディスクを獲得した前作『ゲリラ』から約1年ぶりとなる4枚目にボーナス・トラック6曲が加わった本盤は、まさに彼らの魅力がめいっぱい詰まったぜいたく盤。

99年末にケミカル・アンダーグラウンドより発売された最新作に、6曲を追加収録した日本オリジナル編集盤。既存の音楽スタイルに属さない、テクノともダンスともつかないサウンドは圧巻。

グラスゴーをベースとする5人組、97年発表のデビュー作。ゆったりゆったりと落ちていく、うっすらとしたノイズの波……。暗く、絶望的であるのに、妙な諦観や安らぎを感じさたりも。インスト中心のダウナー・ロック表現、いまの確かな形の一つ。