音楽むすび | 2001年10月11日発売

海外での評価が極めて高い鼓童。この新作では、なんとグレイトフル・デッドのドラマー、ミッキー・ハートをプロデューサーに迎えた。全編インプロヴィゼーションという画期的なアルバムだ。

芸歴が半世紀を越える、10代目桂文治の十八番集。朝日名人会でのライヴ録音。「掛取り(かけとり)」と「火焔太鼓(かえんだいこ)」に江戸前の味のある語り口が冴える。

「朝日名人会」ライヴ・シリーズの1枚。東京落語の名手、柳家さん喬が風刺のきいた「片棒」と江戸人情の粋である「芝浜」で素晴らしい芸を聴かせる。

前橋汀子が84年のアルバム『亜麻色の髪の乙女』から取り組んできた《ヴァイオリン小品集100》(全6枚)が『悲しみのゴンドラ』『モスクワの思い出』『エストレリータ』の3枚でついに完結。

日本のヒップホップ系アーティストが多数参加した、MASTERKEYのニュー・アルバム。起承転結がきっちりとした楽曲は新鮮かつ、初心者にもやさしい。が、作り込まれた構成は複雑。

70年代を駆け抜けたスーパー・アイドル・グループのキャンディーズ。彼女らの代表曲とも言える「春一番」や解散発表後にヒット・チャートを揺るがした「微笑みがえし」まで収録。

可憐な容姿とキュートな歌声が人気を博した南沙織。彼女のスマッシュ・ヒット曲「17才」や、思春期のちょっぴり大人の香りを散りばめた「哀愁のページ」など、初々しい魅力がいっぱい。

ピアノの弾き語りによるデビュー・ヒット曲「雨だれ」やミリオン・ヒットを記録した筒美京平・松本隆コンビ作品の「木綿のハンカチーフ」、大瀧詠一の「さらばシベリア鉄道」などを収録したベスト・ヒット集。