2001年12月29日発売
アート・ブレイキーのタイムレス・レーベル時代、第3黄金期の82年にオリジナル・メンバーによって録音された作品。7曲のうち5曲がアイディアあふれるメンバーたちによるオリジナル。
ピエラヌンツィはマニアの間で根強い人気を誇ってきたイタリア人ピアニスト。84年録音の本作は、個性の点で現在の水準には及ばないものの、ビル・エバンスの流れを汲む叙情的なプレイを聴かせる。スタンダード中心の選曲で入門者にも最適の1枚。★
ヒックスのトレードマークであるパーカッシヴなタッチがスタンダードと出会って程よい調和を示すご機嫌な一枚。お馴染みのスタンダードを、彼が独特のテイストで個性的なサウンドに仕上げていく。マッコイ・タイナー・ファンにはとくにオススメだ。
『エヴァンゲリオン』など数多くのヒット・アニメに出演する人気声優、緒方恵美がem:ou名義でリリースするニュー・マキシ。インターネットラジオ番組のオープニング・テーマほかを収録。
発売元
キングレコード株式会社世界的な評価を受けている鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンのバッハ・カンタータ・シリーズも今回のアルバムで14枚目となる。ますます深まるバッハのカンタータの世界。
チャーリー・マリアーノとの結婚後に録音された、渡米後の初コンボ作。学生時代に作られた「エレジー」や、名曲「ロング・イエロー・ロード」を収録した、短い結婚生活のなかの幸せな時期を象徴した1枚。
ナット・ヘントフという良き理解者を得て開花した彼の才能を収録した傑作。たった、9ヵ月で潰れてしまったCANDIDだが、この作品を世に送り出せたのは、当時、このレーベルくらいだ。
ニューポート・ジャズ・フェスティバルの商業主義に反旗を翻した、ジャズ・アーティスト・ギルドのアルバム。ブッカー・リトルの演奏を収めた「クリフ・ウォーク」など、聴きどころも多い。
チャールズ・ミンガスの楽団や、サド・メルのバックで活躍したトランペット奏者の隠れた名作。同レーベルには珍しく、スタンダードを中心に組み立てられた、和やかな、暖かみのあるトーンをもったアルバムだ。
知性派を代表するポール・ブレイと、スティーヴ・スワローの2人をしたがえ、ドン・エリスがスタンダードを吹きまくった作品。メンバーはなんとも奇妙な取り合わせだが、これもCANDIDならでは。