20世紀を代表するトリオが残した5曲のピアノ三重奏曲のなかでも、歴史的名演として評価の定まった「大公」を収めた名盤。各楽器の名手が勢揃いして生み出された、秀逸なサウンドが聴ける。
国境も人種もすべて飛び越えて、“万人のスタンダード音楽”を提供し続ける田中知之。移籍第1弾アルバムとなる今作は、これまでの作品よりもグッと大人っぽくなったサウンドに要注目だ。