音楽むすび | 2001年6月27日発売

現代最高の女性二胡奏者ジャン・ジェンホワ。本作は、既発売の“四季シリーズ”を1枚にまとめたもの。日本の四季を綴った童謡の数々が中国の伝統楽器・二胡の優しい音色で奏でられる。

97年にニュージャージーにて結成された彼らの、翌年発表された1stアルバム。当時全員10代だったそうで、青臭ささえ感じてしまうそのスピード感がなんとも爽快。

99年発表の2ndアルバム。パワフルでキャッチーな音楽性は前作と変わらず、だがミドル・テンポの曲にもグッとくる味わいが感じられるようになった。

東京・新大久保駅事故への追悼コンサートでも演奏したジョン・チャヌが、「イムジン河」「鳳仙花」「アリラン組曲」「恨五百年」など、故国の名曲をヴァイオリンで切々と歌いあげる。

透き通るようなその美声でファンを魅了し続ける彼女の最新アルバムは、アイルランド民謡、日本の叙情歌、子守歌などを収録。まさに彼女ならではのヒーリング・サウンドに仕上がっている。