2002年1月26日発売
スカ・シーンで知らぬ者なしのトランペッター小玉和文の、レゲエ・ダブ・サウンドのミュート・ビートを経て94年に発表した映画『集団左遷』のサントラ『ドレッド・ビート・イン・トーキョウ』の復刻。リコ・ロドリゲスやフィッシュマンズが参加した小玉の代表作。
“グシャン・グギャン”とノタクリ廻る奇々怪々なプレーンのピアノ×難波風人情テナーの怪人アダムス+妖艶な機械工学科ギタリストのスコフィールド=劇画調未来派ブルース。全編オリジナル。アダムス&プレーン今は亡く。“夏草や 兵どもが 夢の跡”。
制作・出演
アート・ブレイキー / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ / ジェフ・キーザー / ジャヴォン・ジャクソン / スティーヴ・デイヴィス / ダール・バーロウ / フランク・レイシー / ブライアン・リンチ稀代のドラマーでありバンド・リーダーのブレイキーが、亡くなる(90年10月)8ヵ月前に残した、最晩年作品群のひとつ。ブラスとサックスをふたりずつ配し、分厚く切れ味の良いアンサンブルを展開。キーザーら若手メンバーたちも力を振り絞って大熱演。
『天使のしっぽ』『リアルアバウトハイスクール』でも活躍の人気急上昇中のアイドル声優、野川さくらの第2弾マキシ。自ら司会も務める『アニメぱらだいす』のオープニング・テーマ曲でもある。
小川典子のドビュッシー・ピアノ作品全集の第1弾。最近陽の目を見た「忘れられた映像」も収められている。彼女のドビュッシーは、丁寧につくられていて、響きが繊細で、耳にやさしい。とてもチャーミングでドビュッシーが身近に感じられる。
大阪を拠点に活躍する若手民謡歌手、進藤聖子の民謡集。サンケイ民謡大賞優勝の実績も持つ実力派。哀愁漂うおなじみの「南部牛追唄」ほか、「隠岐追分」「祖谷の粉ひき唄」などを収録。
日本民謡の関西最大の組織、民謡朝啄会の主催者梅若朝啄とその門弟による競演集。門弟も各地のコンクールで優勝し、今後の民謡界を担う実力派ぞろいで、どの曲をとっても聴きごたえ十分。
英国の女性ジャズ・シンガーの注目株。このCD、本当にいい。大仰な音作りではなく、この人の歌の個性に焦点を定めた音作りも好ましい。何よりどの曲でもしっとりと味わいのある歌声には細部にまで心がこもっていて、その情感が胸にしみるように伝わってくる。