音楽むすび | 2002年11月27日発売

最高の音で楽しむために！

80年代のニューヨークはこんな甘い香りに包まれていたのかと羨ましくなるラテン・ダンス・ポップの傑作。洒落人キッド・クレオール制作による唯一無二のサウンドは、時代を超えて格別の郷愁感を生み出す。この曲で朝まで踊り続けたい……とタイトル曲を聴きながらいつも思う。★

絶好調のSkoop On Somebodyが、2002年2作目となるアルバムをリリース。新録のオリジナル・ウィンター・ソング6曲にクリスマス・ソングのカヴァーを加えた全7曲入り。

ベイビーフェイスやミッシー・エリオット制作、70年代ポップス・カヴァー(10)、話題はいろいろあるが掛け値なしに歌がいい。心の座った歌なのだ。ボビー・ブラウン制作(1)や夫婦デュエット(5)もおまけじゃなくいいし。お騒がせ事件も何の、4年ぶりのオリジナル新録作は大充実。

伝説となっている79年の「篠島アイランド・コンサート」や85年のつま恋ライヴなど拓郎のベスト・ライヴを集めた編集盤。時代を超えた名曲たちのライヴ・ヴァージョンを堪能できる1枚。