2002年2月発売
95年のデビュー作『イマジン』から2001年の『愛の奇蹟』までのアルバムより選曲。哀感漂う声のよさは抜群だし、トッド・ラングレンやクイーンをカヴァーするコンテンポラリーな感覚も光る。新録の(13)はケミストリーに提供したバラードで、作曲の力量も高い。
2月6日が自身の誕生日ということで名付けられた、the brilliant greenの川瀬智子によるソロ・プロジェクト。いろいろなコンセプトのもとに曲調やコスチュームを変えるトミーによる、80'sを意識したキャッチーなナンバーの数々。
10年ぶりに名前を戻した。聖書の引用らしきナレーションを挟みながらジャズやモロのJB調を含むファンクなど、湧き出るアイデアをそのまま、しかし冷静に形にしていったかのような作品。大抵は垣間見える苦悩の色がなくリラックスしているので心に楽。
真木柚布子が歌うダンサブルな歌謡曲のミニ・アルバム。自身の「黄昏のルンバ」ほか、タンゴ、ドドンパ、マンボなど、歌ってよし、踊ってよしの大人のダンス・ミュージック集ともいえる内容。
名曲「四季の歌」でも知られる抒情歌の女王、芹洋子の6枚組CDボックス。「赤とんぼ」「夏の思い出」「あざみの歌」「翼をください」など後世にぜひ伝えたい名曲を、彼女の透明感ある歌声で。
ピアノの音に乗せて、ある特別な空間のイメージをつくりあげるピアノ・インテリア・シリーズの一枚。「夜空ノムコウ」のような超定番から「SEASONS」「ファースト・ラヴ」といった最新のナンバーを収め、こころのときめきを美しく表現した内容となっている。
ジャパニーズ・ハード・ロック・シーンの伝説がリマスターという形で再現。ハード・ロック的高揚とキャッチーな差し込みを持つ「モア」など、ジャンルを超えたタイムレスな輝きを確認できる。入門編であると同時に新たな発見でもある。
藤村幸宏(g、vo)、塚本周成(key)、西田竜一(ds)、永井敏己(b)というシーンの猛者が結成したバンドの88年発表のデビュー・アルバムで、ある意味では国内プログレの第二幕を象徴する作品。テンポ感のよいドラマティックな楽曲が並ぶ好盤だ。
80年代後半、世代替わりが始まったジャパニーズ・プログレ界の達人たちが集結したスーパー・プロジェクトが88年に放ったセカンドのリマスター再発。キャリアのある人々ならではの圧倒的な楽曲構築力をもってファンタジックで叙情的な世界を繰り広げる。