2002年2月発売
EclecticEclectic
約5年ぶりの新作。眩い陽の光を連想させるような過去の作品群から打って変わり、濃密な夜の気配が全曲から漂っている。海外ミュージシャンで固めたトラックも圧巻だが、なにより小沢自身の歌い方の変化に驚いた。おそらく2002年一番の問題作だろう。
攻め攻め
速攻&即効がモットーのマイナーリーグには珍しく、ドラマティックなイントロダクション。ヘヴィ&ラウドなサウンド+グッと重みを増した低音や、パーカッションをフィーチャリングするなど、意欲的なチャレンジの跡アリ。ある意味聴きやすくなった。
ゲイト・スルー・ザ・パストゲイト・スルー・ザ・パスト
ラプソディやラビリンスの活躍で、一躍日本でも注目を集めるようになったイタリアン・ロック界の新星5人組のファースト・アルバム。中世の哀愁と疾走感あふれるパワー・メタルを融合したサウンドは、まさにイタリアン・シンフォニック・メタルの王道といえよう。