2002年3月6日発売
一年半ぶりの6作目。キャッチーかつアグレッシヴといった持ち味は相変わらずだが、パンク・ロックに回帰した部分が感じられ、さらには中堅どころの懐の深さもうかがわせるゴキゲンな一枚を届けてくれた。見た目の派手さはないが、求心力はかなりのもの。
ボーイズ・タウン・ギャングの永遠のダンス・チューン「君の瞳に恋している」を、海外で支持される日本のユニット“P.K.G”がトランス・リミックス。オリジナルにあったストリングスなどをバッサリと削りグルーヴを増しただけで別の曲に生まれ変わった。驚き!
明快なギター・リフはロックそのものだが、リズムはドラムンベース、ヴォーカルはラップ調と、多様なスタイルが混在し、彼らのボーダーレスな姿勢がよく出ている曲。それでいてみなぎるエネルギーもきちんと出していて、後半の混沌としていく展開は圧巻。⇒Dragon Ash ディスコグラフィはこちら
誰もが知っていて誰もやってなかった「燃えよドラゴンのテーマ」をフィーチャリングした意欲作。Q&山田マンの対照的なラップはそのままに、メロディ感の強いサビ、思いっきり重心を落としたサウンドが奏でるテーマは“破壊と創造”。燃えてます。
貴族社会の宮廷音楽として発達してきた雅楽の中でも、貴族の「遊び」をテーマにした雅楽“御遊”をセレクト。古典芸能でとっつきにくい雅楽も、遊びがテーマだけあり何となく親しみやすい。
貴族社会だけでなく寺院などでも、今日まで伝承されてきた雅楽。雅楽の定番曲の中でも、正月、結婚式などおめでたい場面で演奏される曲を収録。「賀殿急/朗詠・嘉辰」「舞楽・平調々子」など。
70年代、80年代を彩った懐かしい楽曲のインスト12曲を収録。西直樹のジャジィなアレンジとピアノ・プレイがお洒落な1枚。ドラマで共演した本田美奈子もスキャットで参加。