2002年4月発売
ザ・ベスト・オブ・EMFザ・ベスト・オブ・EMF
No.1も得るなど米国制覇もなしとげた、90年代初頭の人気英国バンドのベスト盤。電気音に支えられたダンス衝動と斜に構えたロック感覚を合わせる、なんて説明が出来そうな曲が並ぶ。やはり、妙にキャッチー。ひさしぶりにメンバーが再開しての新曲も2曲。
ロック ステディ ガールロック ステディ ガール
ASA-CHANGがプロデュースし、スカパラのメンバーも参加して、モロにオーセンティックなスカの曲。プレイもメロディもミックスもレトロに徹底して昭和歌謡的な匂いを出し、小島麻由美のエロいヴォーカルとぴったりフィット。4曲とも小島ワールド炸裂の傑作シングル。★
フットルース・アンド・ファンシー・フリーフットルース・アンド・ファンシー・フリー
イギリスの精鋭ドラマー、ビル・ブラッフォード率いるアースワークの二枚組ライヴ。テナー・サックスを含むカルテット編成で、ポスト・フュージョン/バップの創造性の高いジャズを繰り広げる。現代進行形のポジティヴなジャズを感じさせてくれる。★
KYU-BOX.KYU-BOX.
変てこな名前や“女の子一人テクノ”なる括りから、さぞキテレツな世界を想像してしまいがちな彼女のメジャー・デビュー作。たしかにローファイで80年代サブ・カルチャー風ではあるが、楽曲そのものは想像以上にポップ。大槻ケンヂらとのコラボレーション曲も収録。