2002年4月発売
2001年リリースの1stアルバム『天使は瞳の中に』が大ヒットした声優、田村ゆかりの2ndシングル。TVアニメに多数出演するなど精力的に活動する彼女の自信作。
TOTOなどを渡り歩いた実力派ファーギー・フレデリクセンと新鋭ソングライター、ジョー・ヴァナの二大シンガーを据えたアメリカン・メロディアス・バンドのデビュー作。元サヴァイヴァーのジム・ピートリックがプロデュースする本作は、AORファンを刺激するに違いない。
プログレ的要素を取り入れた音をバックにハリのある声を披露する女性シンガーによるセカンド(96年)のリミックス版。トラッドっぽさやケイト・ブッシュふうの神秘性は初期ならでは。のちにレインボー的なハード・ロック色が強くなるが、この当時の作品も味わい深い。
制御不能のへヴィなビートをたたき出す、相変わらずハイパーな最新作。ザラついたギターのリフの応酬とインダストリアルのアヴァンギャルドなフィーリングが上手くかみ合ったサウンド。ダンサブルな要素が強まったのが今作の特徴であり進化だろう。
シカゴ出身のラウド系バンドの最新作。マシーン・ヘッド、フィア・ファクトリーを手がけたコリン・リチャードソンをプロデューサーに起用、ラップやデス声をフィーチャーしたアグレッシヴな高揚感とともにデジタルちっくなサウンドで彼ら独特の幻想的世界を築く。
激重系発掘はお手のもののロードランナー新人、ベイエリア新世代(結成はアラスカ)のデビュー作。まだいかにも後発らしい“いいとこどり”の音作りでKORNへの傾倒が微笑ましいが、感傷的なメロディが際だっているところに今後への可能性を残している。
10代でプロ・デビューを果たした早咲きのギタリストが2001年に録音したデビュー作。W.モンゴメリーやP.マルティーノの系譜を受け継ぐ正統派ジャズ・ギタリスト。深みのある美しい音色で奏でられる思索的なインプロヴィゼーションが知性を感じさせる。