2002年4月発売
a farewell to armsa farewell to arms
激情ニュー・スクール・バンドが2年半ぶりに完成させた単独作品。2001年には、テロ事件の中でサンフランシスコ・ツアーを成功させるなど、海外での評価も高い。緊張感ただよう楽曲集だ。
PASSPORT FOR DISCOPASSPORT FOR DISCO
ヴォコーダーによるSE、謎の女性の語り、硬質なハイハットとディスコテイックなベース・ライン。思わずYMOの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』を連想させるDJ TASAKAの6曲入りマキシ。パスポートをパロッたジャケもユニークだ。
パクス・グルーヴパクス・グルーヴ
秀逸なソウル/R&B作品。PUSHIMはソウル・シンガーとして一級の実力をもっている。粘りのある低音を生かした歌い方は妖艶な匂いを漂わせ、情感の込め方も歌唱力も申し分ない。音の方はリズムが引き締まりグルーヴィで、シンプルに徹して彼女の歌を際立たせている。
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集作品46&72ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集作品46&72
アーノンクールがヨーロッパ室内管とともに「スラヴ舞曲集」を録音。響きがずいぶんスリムで、いろいろな音や旋律が聴こえてきて楽しい。アーノンクールも若いオケとともにのりにのっている。さまざまな発見に満ちた、すごく新鮮な「スラヴ舞曲」の登場だ。
ガターフラワーガターフラワー
今やベスト・アメリカン・バンドの名をほしいままにする彼らの最新作。グリーン・デイでおなじみのロブ・カヴァロのプロデュースの下、ポップだが骨のあるロック・サウンドに仕上がっている。トンガッタリ、ハジケタリとヤンチャな部分も残しているのがイイ。