2002年8月発売
UHFとCS放送キッズ・ステーションで人気のアニメ『HAPPY☆LESSON』。5人の先生たちをクローズ・アップしたシリーズ第3弾。三世院やよいを演じるのはベテラン井上喜久子。
福岡で結成された女性3人組のユニット、Bu-Lingeryのシングル。ヒップホップの流れを感じさせる曲に、ダンサブルな歌やハーモニーが乗る。まだ20歳前後のメンバーだが、ヴォーカル・スタイルにはすでに本格派の匂いも漂わせている。
楽しみな新人バンドの登場だ。マテリアルの完成度、ヴォーカルの存在感ともになかなかのもの。新人らしからぬ貫禄のなかに、初々しさも感じられる。こういうピュアなサウンドに出会うと、ロックっていいなぁと、しみじみ思ってしまう。タイトルも泣けるぜ。★
94年リリースの『ペテン師と空気男』に続くベスト・アルバム。とにかく半端じゃなく濃密な出来。歌詞、サウンドともに力強く、聴き手を引きつけたら最後、決して離さない。加えて、この豪華なジャケット・デザイン。ファンならずとも丁重に扱いたくなる。
ポップスとして楽しめるなかにも、ロック・ステディの呼吸を感じる。過去へのリスペクトは音の素材やリズムになり、この音楽の形となって現れる。DRY&HEAVYやスカパラなど、レゲエやスカの超強力サポート陣参加の3枚目のアルバム。ジャケも素晴らしい。
産休のミーナに替わり新メンバー、アキを迎え新生MAXとして新たに活動を開始した彼女たち。ファンの期待を裏切らないダンス・チューン満載のリミックス・アルバム。
本邦ポップ界の系譜に異色な歌声とスタンスを刻んだ個性派が、87年に作ったジャズ・スタンダード・アルバム。初回リリース以降、絶版だったものだ。当時の彼女はロス録音などを経て、歌にますます熟成を映した時期。何だって歌っちゃうわ風の気概が快活。
アレンジャー、キーボード奏者として活躍している井上鑑が、気心の知れた日英のミュージシャンらと88年に制作した、ポップ・サウンドを駆使したコンセプト・アルバムの復刻。カタロニア民謡「鳥の唄」での故・井上頼豊(鑑の父)によるチェロ演奏は聴きもの。