2002年9月発売
ホームホーム
未来へと疾走するセンチメンタリズムが猛威を振るうセカンド・アルバム。松本素生のメロディ・メーカーとしての資質は、本作でより明確となった。人生を高尚なものではなく、安っぽい、しかし愛すべきものとして描く作風は相変わらず憎みきれない。
DAY ONEDAY ONE
デビュー前からZEEBRAやm-floらの作品にも参加していたスフィアが、スフィア・オブ・インフルエンスとしてデビュー。まだ22歳ながら人生の大半をニューヨークのブルックリンで過ごしただけあり、本格的リリックとラップで攻める。貫禄、十分。
三日月ロック三日月ロック
本年度ベスト・アルバムの最右翼。強く美しい透き通ったメロディと、完璧な危うさを真っ正面から叩きつけるバンドのグルーヴが素晴らしい。亀田誠治も名アシスト。随所に挿入されるオルガンのソロだけで一晩飲み明かせる、そんな名盤。ぜんぶ、名曲。★