2003年10月22日発売
若手女性声優の中で、今最もブレイクが期待されている浅野真澄のオリジナル・アルバム。すでにキャラクター・ソングなどで実証済みの歌唱力の高さを生かし、多彩なジャンルから選曲した注目作。
相曽晴日のオリジナル・アルバムが、20年ぶりにデジタル・リマスター再発。ボーナス・トラックとして名曲「コーヒーハウスにて」のポプコン・エントリー・ライヴ・ヴァージョンも収録した83年作。
相曽晴日のオリジナル・アルバムが、20年ぶりにデジタル・リマスターで待望の初CD化。ボーナス・トラックとして名曲「舞」のポプコン・エントリー・ヴァージョンも収録した85年作品。
ロック・ファンからも熱い支持を受けていた風コーラス団の名作『愛色の季節』が待望の初CD化。名曲「まいだち」のポプコン・エントリー・ライヴ・ヴァージョンも収録した75年リリース作品。
珠玉の名曲「屋根」を含む、高田真樹子の1stアルバム『MAKIKO first』(74年作)が待望の初CD化。最近のインディーズからのリリース作品「光のページェント」も収録。
2004年にデビュー10周年を迎える岩本公水。本作は、コンサートで歌う名曲を中心に選曲されたベスト・アルバムで、全曲集とはまた一味違った聴き応えある作品集。10周年に向け弾みをつける。
響きは乾き気味で、金管楽器がマイクにやや近すぎるなどの難はあるものの、その素朴で力強く、きっちりと手の内に入ったドイツ流儀はなかなか聴きごたえがある。「ローエングリン」も思った以上に名演だった。ささいなことだが、使用版は“ノヴァーク”では?
一見何もしていないような演奏に、なぜこれほどの説得力が……。これ以上ないほど適切で心にしみるテンポ感、音量との絶妙なバランス。間のとりかたのみごとさ。聴けば聴くほどカイルベルトの凄さが分かってくる。N響がまるで別のオケのように鳴っている。
カラヤンと同年の生まれのカイルベルトはドイツ音楽のとりわけオペラ指揮者では屈指の存在だった。これはN響を振ったライヴで「ツァラトゥストラ」の演奏からわずか2ヵ月後に彼は急逝した。ドイツの伝統はかくなるものぞといわんばかりの骨太で彫りの深い演奏である。