音楽むすび | 2003年4月9日発売

16枚目のシングルは、“2003 No Reason コカ・コーラ キャンペーン・ソング”。通常盤にはボーナス・トラック「その花を見るな」を収録しており、こちらも魅力十分のアイテムだ。

ビルボード初登場7位のビッグ・ヒットを記録したDC出身新世代パンクスの2作目。キャラ立ちの良さとポップな作曲センスを併せ持つ“ハンサムなパンク”を満載。とんがった外見と音の人懐こさが不釣り合いなのが個性で、思わずそのメッセージに耳を傾けたくなる。

90年代を席巻したスーパー・グループの初のベスト盤。ワイクリフ、ブラーズ、ローリン・ヒルという個性豊かな三人が織り成すサウンドは、ヒップホップが一番熱かった時代のエッセンスが満ちあふれていた。ロバータ・フラックやボブ・マーリィのカヴァーも秀逸。

“伝説のロック・クイーン”ジャニスの2枚組ベスト盤。ライヴ・テイクの「ボール・アンド・チェーン」はじめ、何を聴いても最高だが、珍しいビー・ジーズのカヴァーなどの未発表音源が聴けるのがなにより嬉しい。あらためて思うが、こんなシンガーは二度と現れないだろう。