2003年7月23日発売
制作・出演
エリック・カンゼル / エルネスト・ローレンス・タイヤー / シンシナティ・ポップス・オーケストラ / ジェームズ・アール・ジョーンズ / スティーヴン・ライネッケ / トム・ウォパット / マリア・マルダー足を失ってもなおかつ、ここで聴かれるような強靭な精神を感じさせるホーンはすでにジャズ・ヴァーカルの最長老とも言っていい存在となった。芯のしっかり通った歌は健在だ。ジャック・ブレル作の(2)では風の中に消えゆく囁きのような歌が心に沁みる!
バカンスに聴くとことさら気持ちよさそうなサウンドという基準で、ジャズ、ブラジルもの、フュージョン、AORなどを集めたコンピ。(12)のような有名曲がある一方で、ギターが爽やかなメロディを奏でる(1)、ローズの響きが印象的な(3)といった渋めの曲も多く、おしゃれ感十分。
移籍第1弾シングル。スカ・パンクもやってるが、風格も感じさせるメロディック・パンクと言いたいサウンドだ。(1)(4)の日本語の歌詞も音に溶け込み、ホーン・アレンジも良し。例によって分厚い紙の二つ折りジャケットという、持っていたくなる体裁なのも大切。
日本主導で企画された編集盤。シャンテ本来の魅力を伝える選曲を心がけたそうで、なるほど控えめながら的確で匂い立つような表現が光る曲がメインで、かなぐり捨てて情感を露にした2000年の『エクスポーズド』からは(4)1曲のみだ。なお(3)(13)は未発表曲。
90年代前半に活動したトリクスターの元メンバー二人を含むニュージャージー出身の4人組のデビュー・アルバム。どの曲もシンプルでさわやか、メロディアスでポップなハード・ロックだ。グループ名のリンゴがリンゴ・スターから来ているのもいい。
デフ・ジャム・ジャパンのNo.1レディ、AIのファースト・アルバムはねっとりとディープなヒップホップから、軽快でさわやかなR&Bまで、色とりどり揃えた聴きやすい作品。低音をビシッと効かせたオトコ前のヴォーカルと、時おり見せる可愛らしさがグッド。
トーキング・ラウドの看板アーティスト、マット・コールマンによるプロジェクトのセカンド。エレピの涼し気なフレーズから始まり、豪華なゲスト・ヴォーカルに彩られたトラックが矢継ぎ早に繰り出されていくさまは壮観。セクシーなスリーヴもGOOD!