2003年8月発売
制作・出演
イル・ド・フランス・ヴィットリア合唱団 / イル・ド・フランス国立管弦楽団 / サン=サーンス / ジャック・メルシエ / ダニエル・ガルベス=バレホ / フィリップ・ルイヨン / フランソワーズ・ポレ / リュシール・ヴィニョン / ルイ・ガレミュージカル映画『オズの魔法使い』の主題歌として書かれたピースフルな名曲を、39年録音のグレン・ミラーから2003年の深津純子まで、新旧12組のアーティストで楽しめるコンピ。哀愁たっぷりの(5)、夢見心地なサウンドの(8)など、それぞれが旋律を生かしつつも表現は個性的。
ストック/エイトキン/ウォーターマンのチームの秘蔵っ子として87年にデビューし、90年代前半にかけて立て続けにスマッシュ・ヒットを連発したリック・アストリーの初ベスト・アルバム。
アルバム『I am GATS』、ミニ・アルバム『Passage』に続くマキシ。タイトル曲は夏の余韻を感じさせるメロウかつスウィートなバラード・ナンバーのソウルフルなラブ・ソングとなっている。
ソウルの三人組パンク・バンドのデビュー作(2003年3月に発売されたアルバムに(6)のビデオを加えて再発)。キャッチーなメロディ、スピード感のある演奏だが、同じようなタイプのたとえばアメリカの人気バンドなどより金太郎飴ぽくなくてパンクの味がする。
『ブギ・ウギ・クリスマス』(2002年)に続く新作はオーケストラ名義ではなく、88年の『ライヴ・ヌード・ギターズ』以来となるソロ第3弾。音楽的な基本姿勢は守りつつも、トリオ編成によるタフな面を強調する。ドゥー・ワップに取り組んだ(11)にぞっこん。
ラフ・トレードが自信を持って送り出したブライトン出身バンドのデビュー作。適度な粗さが心地よいリアルなギター・バンド・サウンドと、英ロック伝統のポップ・メロディが絶妙で、少しデヴィッド・ボウイを連想させるヴォーカルもインパクト十分な期待の注目株。★
大阪・枚方で結成された5人組による16枚目のシングル。アコースティック・ギターのスパニッシュ・フレーズも印象的で、アップ・テンポで流れるように聴かせる術はジャンヌ流。ダークな色合いの(2)はkiyo(key)の作曲であることがすぐにわかる展開を持つ。