2003年9月発売
気鋭の作曲家であり、ピアニストとしても活躍する寺嶋陸也(1964年生まれ)の合唱曲(詩:谷川俊太郎)。合唱界の第一人者、栗山文昭の指揮&プロデュースで聴く。
大手花屋チェーンの日比谷花壇とaosisレコードによるコンピレーション《フラワー・パティシエ》シリーズ第3弾。心地よいジャズやボサ・ノヴァなどを中心に収録。
ソロ・ピアノとデュエットが半々収録された、歌モノの名曲集。ピアノでいかに“歌う”かをテーマに、ピアノの持つ“声”を引き出そうとしている。ハーモニカ、二胡、スティール・ドラムなど選んだゲストも個性的な“声”を持つ人ばかりで、対比の妙がある。
「蛍の光」で知られるスコットランドの詩人、ロバート・バーンズの作品を歌った新作。効果的にストリングスを使ったふくよかなサウンドで、古臭くなく親しみやすい。何よりヴォーカルだけでなく、エディの心の美しさまでが透けて見えるようで感動的だ。★
丸の内のOLは弦とピアノがお好き。シティリビング誌とのタイアップにより、モニター調査でセレクトされたとのことだが、美しくも静かな曲がずらりと並び、仕事中のBGMとかにはいいが、聴き続ける感じじゃない。案外こういう選曲はプロにはできないのかも。
元ブレイク・ベイビーズのジュリアナ・ハットフィールドを中心に結成されたガールズ・トリオのデビュー作。シンプル&ストレートなバンド・サウンドでロック、カントリー、ソウルなどをポップに聴かせるが、ジュリアナの爽やかでキュートな魅力は不変だ。
ヴァン・ヘイレン時代の偉業とつかず離れずのデイヴが5年ぶりに発表したソロ作品。華々しき時代のニックネームをタイトルに冠してはいるが、その内容はいい具合いに枯れたグッド・タイムズ・ロックンロール。音楽趣味は昔から老成していたので、老けた感じはしない。
大作アルバム『エレメンツ』の後編となる『エレメンツ・パート2』からの先行シングル・カットはメロディックなメタル・チューン。ライヴ音源も収録している。