2004年10月27日発売
2005年にデビュー10周年を迎える水森かおりの、デビュー曲、現在ヒット中の「釧路湿原」、このアルバムでしか聴けない書き下ろし楽曲などで構成された待望のベスト・アルバム。全16曲入り。
音楽的な紆余曲折を経ながら再びメタルの本義を強く主張するようになった“回春”ラウドネスによる、セルフ・カヴァー・アルバム。ファン投票で選ばれた80年代名曲の数々が、現在ならではの激烈な轟音で再現される。豪快と整合の出会いがスリリングに描き出された。
2003年に加入した新ベーシストのおかげか、よりシンプルなバンド・サウンドは良い意味で軽やか、肩の力を抜いて聴けるのがいい。とはいえ60'sビート・ロック、サイケ、R&Bなどを飲み込んだ独特のねちっこいグルーヴは変わらず。ベテランはビンビンに生きてます。
ちょっと意表をつく録音をしていて、いま、目の離せないピアニストの一人といえる。今回は「巡礼の年」からの抜粋と平易な「子守歌」という珍しい曲を組み合わせている。総じて叙情的でロマンティックな曲が占めていて、大井の美しいタッチがことのほか光っている。
フランス出身のアノレクシア・ネルヴォサの通算4作目。憎悪を吐き出すようなデス・メタルを基盤に、荘厳なストリングスやコーラスなどを絡めることで、どの曲にも妖しくも危険な世界観が貫かれている。日本盤にはXのカヴァー「I'll Kill You」も収録。
ポルトガルのクラブ系女性シンガー・ソングライター、サイズことシンシア・ザモラノのデビュー作は、ハウス、ブレイクビーツ、ダブを、ブラジルのサンバやMPBと混ぜ込んだオシャレでクールなサウンドが心地よし。ジルベルト・ジルがヴォーカルでゲスト参加。
「手のひらを〜」は小学校唱歌のLeadヴァージョンで、フジテレビ『めざましテレビ』の2004年10月度テーマ・ソング。「Delighted」はテレビ東京系ドラマ『Deep Love〜アユの物語〜』のOPテーマのヒップホップ・ナンバーだ。(3)はスピード感あふれるレゲエ・ポップ。
制作・出演
アイケ・ヴィルム・シュルテ / アルノルト・シェーンベルク / エルンスト・ヘフリガー / ジェイムズ・レヴァイン / デボラ・ヴォイト / ベン・ヘップナー / マシュー・ポレンザーニ / ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヴァルトラウト・マイヤー2年半ぶりになるオリジナル・アルバム。シンプルで素朴、ストレート。サウンドも歌詞もそれほど小難しいことはなく、素直に聴けるビート・バンド。キーボードに、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉が参加している。