2004年11月発売
バーンスタイン&ニューヨーク・フィルの絶頂期の録音のひとつ。「新世界」では、丁寧にドヴォルザークのロマンを描き出している。ボヘミアの情緒あふれる名曲をカップリング。
制作・出演
アイラ・コールマン / ウイントン・マルサリス / キャスリーン・バトル / クリストファー・パークニング / グローヴァー・ワシントンJr. / ケン・ノダ / ジョン・ネルソン / プッチーニ / 聖ルカ管弦楽団類い稀な美声で、20世紀後半絶大な人気を誇ったバトルのベスト・アルバム。オペラ・アリアから、伝承歌、宗教曲、歌曲、ヴァンゲリスやエリントンまで、驚異的なレパートリーを聴かせる。
デュ・プレがソニーに残した珠玉の逸品。ちょうど病が発症しはじめたころの71年の録音で、真の病名をまだ知らずにいた彼女の豪快でスケールの大きな演奏が堪能できる。指揮は夫君のバレンボイム。
2度目の全曲録音。モダン楽器を使用しての再録音ということで、ファンをあっと言わせた。1回目とは違ったアプローチで、バッハの多様性、奥行きの深さを感じさせる名盤のひとつ。
ニューヨーク・フィルの音楽監督時代、ブーレーズがまだまだとんがっていたころの録音。演奏はこのころまでが最高という人も多い。緻密で極めて機能的、氷のような炎をもった不思議な熱気に包まれる。
ブロンフマンがヴィルトゥジティを存分に披露できる曲を選んでいる。ムソルグスキー、ストラヴィンスキーともに高度なテクニックと豊かな音楽性が最高に発揮された演奏。
ペライア初の「ゴールドベルク」録音。90年代、指の故障の時期のペライアを支えたのがバッハの音楽だったという。彼にとって特別なものとなっているバッハを、深い愛情と情熱をもって弾いている。
指の故障から完全復帰を果たしたペライアの、バッハ・シリーズの第1弾となった録音。バッハの持つ機能性と、その奥に潜む詩的な音楽性とを、極めて自然に紡ぎだしている。
意外にもこれがペライア初の全曲録音だった。ショパンのレコーディングは94年の『バラード集』以来で、発売と同時に世界的なベストセラーとなり、ペライアの深い音楽性が伺えるものとなった。
ベルのソニー・クラシカル移籍第1弾となったアルバム。ガーシュウィンの生誕100年を記念しての録音で、ジョン・ウィリアムズの指揮も話題を呼んだ。ベルの美音を堪能できる。
メンデルスゾーンは2度目の録音で、ベートーヴェンは初録音だった。ソニー・クラシカルに移籍して立て続けに録音していた頃のもの。カデンツァは2作品ともベルが作曲して話題となった。