2004年11月発売
カントリー界のファースト・レディ、タミー・ウィネットのエッセンシャル・ベスト・アルバム。98年に亡くなった彼女の代表曲を網羅しており、夫のジョージ・ジョーンズとのデュエットも収録。
『千と千尋の神隠し』のテーマ曲はこのひとの詞だ。そしてあのイメージそのものの明るく晴れわたり、そのベースに深い憐憫と愛情を併せ持ったうたを彼女は歌う。ここに取り上げられた13の詞は、それを受け取るひとのこころにある懐かしく篤い風景を呼び起こす。
路上ライヴやCDの手売りで実力をつけ、2003年夏にはなんと女子高生初の渋谷公会堂ワンマン・ライヴも達成している彼女。5枚目のマキシ・シングルとなる今作には、3曲ともタイアップがついている。彼女の透明感高い声が明確な意志とともに響いてくる。
言わずと知れた、ダウンタウン&槇原敬之コラボレートによるクリスマス・ソング。Bメロまでの低いキーが少し気になるものの、槇原も涙する松本の詞と、せつなく温かなメロが見事にマッチしている。松本の語りによる(2)からは真剣なスタンスがうかがえる。
81〜82年に巨匠ゴードン・ジェンキンスと共にNYとLAで録音したゴージャスな2枚のアルバムを1枚のCDに収録。『ザ・クリスマス・アルバム』はニューヨーク・フィルハーモニックとの共演盤。
テレビ東京系『カウントダウンジャパン』2004年12月のオープニング・テーマに起用された、名古屋出身J-RAP三人組のセカンド・シングル。ユニット名通りのパーティ・チューンは聴いているだけで元気になる。いろいろあるけど理屈はいいからとりあえずピース! というノリが爽快。
デビュー10周年を記念して、30万人のリクエストから選出したベスト・アルバム。さらに2004年末時点での最新シングル「ミモザ」も収録。彼らの魅力はメンバー5人全員がソロを取れるという強みにあり、この2枚組でもそれが充分堪能できる。
南ヨーロッパの香りを音楽にのせてお届けする地中海レーベルからの相田翔子のソロ・シングル。日本語詞のオリジナル楽曲を魅力的に歌い上げる、まさに彼女の本領発揮といえるナンバーだ。
モーニング娘。を卒業して2年目を迎えた2004年。「横浜蜃気楼」に続く本シングルは、ドラマや映画、ミュージカルに出演することでスケール・アップした彼女の歌唱力が存分に味わえる。
アメリカ随一のア・カペラ・ヴォーカル・アンサンブルによるゴスペル・アルバム。今回はイヴェット・フルンダーをゲストに迎え、精緻にして熱いスピリットに満ちた演奏を聴かせる。
制作・出演
ジョゼフ・フラマーフェルト / ジョン・アダムズ / ダイアン・バークン / ニューヨーク・コラール・アーティスツ / ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 / フィリップ・スミス / ブルックリン・ユース・コーラス / プレベン・アントンソン / ロリン・マゼールジョン・アダムズによる、9.11追悼のためのレクイエム。ニューヨーク・フィルの委嘱作品で、事件の1年後、2002年9月にマゼールの指揮で初演された。当盤は初演後、同じキャストで録音されたもの。