2004年11月発売
ウクレレとギターなどのハワイアン・サウンドで聴かせるちょいっと哀しげなインスト・アルバム。スラック・キー・ギターで有名な山内雄喜がウクレレで奏でるJ-POPのラブ・ソング集で、タイトルはハワイの女神ポリアフの恋の痛手の物語からとっている。
ウクレレがメロディを奏でる洋楽ヒット曲中心のカヴァー集。ふくよかで温かい音色が感傷的なメロディにぴったりな(1)、ハワイアンとレゲエを組み合わせたアレンジが意外とクリスマスな気分を盛り上げる(3)など、いずれも親しみやすい仕上がり。(7)は原曲同様ピースフル。
Trance Psychedelic Expのコンピレーション。今回は世界各国のサイケ・トランス・アーティストの作品を収録。アナログのみでしか聴けなかったSYNTHETIC楽曲などが収録。
雑誌『ストレンジ・デイズ』監修による、60〜70年代のB級洋楽ヒット曲集。といいつつも、なかには超名曲(3)(10)を収録するなど、緩急ある構成で聴き手を飽きさせない。選曲基準は曖昧だが、70年代に洋楽に浸った人たちにとっては思い出深い曲ばかり。
無学な私は“ソナチアン”って何だと一瞬思った。ま、それは例の『冬ソナ』ファンのことだと分かったが、この盤はそのドラマの各シーンに使われた音楽を集めたもの。基本的に濃い口でロマンティックな癒し系音楽。これで純愛にチャレンジ!!
18歳である。桐朋高校の3年生である。その歳にしてCDデビュー。そういうことがいいのか悪いのかよく分からないが、確かに巧い。そして“恐れを知らぬ”という颯爽たる若武者ぶりが気持ちいい。またピアノの菊池裕介のサポートも花を添える。
金管楽器とは面白い楽器である。もちろんクラシックの作品の中で、荘厳あるいは華麗に響きわたるのもいいけれど、むしろ楽器が喜ぶのはポップスやジャズではないかと思わせる。5人の名手が繰り広げるこの演奏にも、それははっきり示されている。
2作のミュージカルに提供した曲を自ら再演しているのは、アルバム・タイトルにもある通り。言われてみれば大ヒット曲(7)にしても、いかにも舞台映えする作品ではあった。後半を占める『ハーモニー』に見え隠れする“ユダヤ性”へのこだわりも興味深い。
ノー・ファン・アット・オール、ミレンコリン、ハイヴスらを輩出した、スウェーデンのロック・レーベル、バーニング・ハートの創立10周年記念コンピレーション。未発表曲/ヴァージョンも多数収録。