2004年12月22日発売
2003年3月から行なわれているラスベガスのショウを収録したライヴ・アルバム。馴染みのヒット曲とフランク・シナトラなどのスタンダードを織りまぜたさまはおおらかなエンタテインメント性にあふれている。新録の2曲もエンタテインメントの王道をいっている。
ジャンル
ジャズ・ヴォーカル界最高峰の通算104枚目のオリジナル・アルバム。プロデュースにフィル・ラモーン、編曲にジョニー・マンデルとスタッフも最高峰揃い。それもあって(7)は御大自身が初めて作曲。これがまたいい。裏カヴァーでは往年の名ヒットを偲んでいる。
ドリカムのバック・コーラスで有名な彼女、意外にもこれが初アルバム。朝本浩文らが参加したアダルト・ポップスで、特に金子隆博が編曲した(4)で見せるノリの良さはベテラン級(さすがFUN・P1号!)。EPOのメロウさと大橋純子のソウルを同時に楽しみたい人に。★
ソフト・ボーイズのリーダーとしても知られる英国シンガー・ソングライターのソロ・アルバム。ナッシュヴィルでの録音で、いつになく全体的にアメリカ・ナイズされた作品となっている。もちろん各曲のクオリティは、いつもと変わらず高い。面目躍如の傑作。
丹下桜、ANGELを経てヴォイス・アーティストとして活躍するさくらの《Cherry A La Mode》シリーズ第4弾。本人書き下ろしの絵本に、ヴォーカル曲3曲と朗読が収録。透明感あふれる彼女の声が堪能できる。
都会的な洗練、ハイ・センスなポップ・ロック・アルバムというボズの定番となったメロディアスなサウンドが横溢する80年作品。いままでのR&BよりはR&R調を強く打ち出したアルバムといえる。
CBS移籍第1弾として70年に発表。後年のシティ・ミュージック志向がすでに充分に窺われる作品で、バラードやボサ・ノヴァなど、ロッカーのイメージを打破しようとする試みも聴くことができる。
名作『ミドル・マン』から8年ぶりのアルバム(88年作品)。バラード、R&Rと変わらぬ彼のヴォーカルが渋く光る作品で、ボビー・コールドウェルとの競作「ハート・オブ・マイン」も話題となった。
71年発表のCBSでのセカンド・アルバムで、ギタリストとしてのボズが堪能できる傑作。8人編成のバンドとのR&B、ブルース、ラテン・タッチな収録曲のなかでバリバリとギターを弾くボズは実に魅力的だ。