2004年12月22日発売
ラジオ大阪で放送されている深夜番組をそのまんまCD化。いわゆる歌ものはひとつもなく、すべて投稿ネタとドラマでCDで聴いていることなんぞすっかり忘れてしまうほど見事にラジオが再現されている。おもしろけどこのCD、何度も聴くんだろうか……?
86年4月1日東京・簡易保険ホールに於けるバラードを中心に構成されたライヴ・アルバム。彼女のハートフルで自由なフィーリングを感じるヴォーカルがリズミカルに聴こえる。肉声で表現し得るジャズ・フレイヴァーの究極が横溢している。
シンガーとテナー奏者のベテラン同士がコンビを組んだライヴ盤。共にブルージィな表現を得意としている2人だけあって、見事なコンビネーションが心地よい。枯れた味のジョーンズは、気張らずリラックスした歌唱で独特の境地を示している。
ハードコアの精神性の喪失に対しての危機感は、単なるスタイルを超えたハードコアの確立へと至らしめた。このフロリダ出身の5ピースのセカンド・アルバムは、前のめりなくらいの混沌が醸し出す圧倒的なダイナミズムによって、辛辣のメッセージを真直ぐに突き刺す。
名曲「海ゆかば」の作曲者として有名な信時潔だが、ピアノ曲も量産している。日本固有の素朴な素材や叙情を織り込み、ドイツ的な手堅い筆法のもとにまとめ上げた各曲は、古きよき日本の風景を呼び覚ます。花岡の高潔なピアニズムが実にしっくりくる。
軒並み初登場1位を記録したヒットを網羅したシングル集、その第2弾。名曲(7)(9)を書いたのが、堂島孝平((9)の作詞は浅田信一)だったとは知らなかった。剛が詞、光一が曲を担当した(6)が全篇女言葉で歌われているのは、フォーリーブス以来の珍事かも。
KinKi Kidsの20作目。タイトル通り記念となるシングル。カップリングはポップス調の同タイトルとは一転して“メモリアル・ヴァージョン”として、オーケストラをバックに二人のハーモニーを前面に打ち出し、しっとりとしたバラードを壮大に聴かせている。
人気少女コミック『愛してナイト』を実写化した同名ネット・シネマで劇中バンドとしてデビューした彼ら。その主題歌となる(1)はジンワリと心に染みるバラードで、勢いあふれる(2)、ミディアムの(3)とともに、元JUDY AND MARYの五十嵐公太がプロデュース。
再評価の声高まる“セックス・ピストルズ”に影響を受けた、アメリカのパンク・バンドたちによるトリビュート盤。アルバム曲を中心に比較的オリジナルに忠実にカヴァーしている点で、貴重な1枚だ。