2004年12月発売
J-POPの歌詞の原型を作ったといえる50〜60年代のカヴァー・ポップス黄金期の訳詩家、漣健児をトリビュートしたアルバム。財津和夫や甲斐よしひろ、岸谷香、姫野達也などが漣ポップスをカヴァー。時代を超えて新解釈で歌われる時ならではの発見がある。
クラブ/インテリア・ポップ新時代の幕開けとなったコンピレーション・アルバム第2弾。さらにグルーヴィー&ファッショナブルにパワーアップ、ドライブやお料理、ショッピングのお供に欠かせない。
“キング・オブ・ヒップホップ”ことNASのデビュー10周年となる通算7作目は、初のダブル・アルバム。NASが初めてラップを披露した客演曲からの一節をタイトルに冠した、節目となる作品だ。
『スパイダーマン2』に大抜擢されたニュー・ロック・プリンセス。マックス・マーティンほか人気プロデューサーを起用、自身もソングライティングを手がけたキャッチーでストレートなロック・アルバム。
2004年を締めくくるシングルは、本格的な冬の到来を実感しはじめる時期に、聴き手の心を熱く燃え上がらせるナンバー。『小学生対抗30人31脚全国大会2004』タイアップ・ソング。
クラシック・ユニット“カチニカ”のセカンド・アルバム。カウンター・テナーとヴァイオリンを中心に練り上げられた耽美なる世界は、美輪明宏もしくは嶽本野ばらが好きな人ならストライクど真ん中。さりげなく残酷な歌詞も童話に似た味わいで面白い。
グルーヴィなサウンドを歌ものポップスに昇華させたユニットで、このベスト盤ではソウル、ヒップホップ、ボサ・ノヴァ、レゲエなど、多様な音楽を取り入れてきた過程がわかる。インディ時代の曲や未発表ヴァージョンも含み、特に「amefrica」での白熱の演奏が白眉。
大阪の4人組フォーキー・パワー・ポップ・バンド、レイモンズのベスト・アルバム。泣きメロ満載の青い衝動。青春は青春でも、昨今の青春パンク勢とは一線を画す、ルーツ感覚と叙情性、ブンガク性を併せ持つ骨太なヤツラ。古本と珈琲と煙草とRAYMONDSで僕らは幸せ。★
元SEX MACHINEGUNSのNOISYとHIMAWARIらによるトリオ・バンド、DUSTAR-3の通算3作目。アホ丸出しな歌詞を生真面目に、気持ちもたっぷり込めて歌う。そこにコミカル要素もあるが、ポップかつシンプルなロックは歌以上にフックがある。