2004年2月21日発売
マイ・レリジョンマイ・レリジョン
ノルウェー産ハード・ロック・バンドの何度目かの復活作。90年代に最初の再結成に失敗した彼らは、今作でひさびさに黄金期の作風を取り戻したようだ。叙情性とポップ・センスに新味を加えた柔らかな音像と派手なギター・ワークのギャップも実に彼ららしい。
アニマ・ムンディアニマ・ムンディ
元ネイションのギタリストを中心としたバンドのデビュー作。イングヴェイ・マルムスティーン風のギターと流麗なキーボードのユニゾンを核とした様式美+パワー・メタルを目指したサウンド。目新しさはないが泣きのメロディが満載で一聴の価値はあり。
12:512:5
スウェーデン出身のプログレ・バンドによるアコースティック・ライヴを収めた一枚。従来とは異なり牧歌的な趣さえ漂う繊細にして、どこか高貴なムードが漂うあたりは結構美味。大人のためのロック、そんな感覚さえ覚える。癒しの効果もある、かも。
レガシーレガシー
北欧メタル・シーンを支える中堅バンドの2枚組。DISC-1は2003年のライヴ。ほとんど無修正なのか音質がイマイチだが、臨場感は損なわれていないのが○。DISC-2はレア・スタジオ・トラック。ボーナス曲などを一枚にまとめたシンプルだけどお得な内容だ。
ソレアソレア
ソレアの初フル・アルバム。キャッチーでエモーショナルなメロディとラウドなドライヴィング・ギターが一体となった痛快なバンド・サウンドの心地よさは格別で、なにより哀愁と歓喜が混じり合った歌の持つ瑞々しさが胸に響く。