2004年3月24日発売
英国屈指の自作自演/ブルース・シンガー、1年ぶりのアルバム。スライド・ギター弾きまくりのブルースから、サックスの音色が哀愁誘うジャジィなナンバーまで、渋い歌声そのままのビター・テイストな曲が並ぶ。じっくり向き合える大人の作品。★
英本国では2003年夏にリリースされたOCSの通算6作目。ひさびさの作品ながら、パワフルでアーシーなロック・チューンからフォーキーで味のあるナンバー、しっとりしたバラードまで、曲の良さで聴かせる。派手さはないものの彼ら本来の持ち味を発揮した力作。
数々の企画でヒットを飛ばした、SOUL SOURCEの主宰者、箭内健一が監修・選曲したコンピレーション。メーカー/レーベルの枠を超えて実現した、充実のラインナップ。
バンド名からも分かるように、元バックチェリーのジョシュア・トッドを擁する5人組のデビュー作。怒りやフラストレーションを内包したエモーショナルなサウンドは、前バンド以上にジョシュの表情豊かなヴォーカルを引き出すことに成功している。
81年の解散コンサート直前に発売され、即完売した伝説のLP-BOX、通称“銀箱”がついに復刻。写真集ブックレットもグーだが、目玉は収録曲。全シングルA面に、B面8曲、アルバム収録曲1曲、そして(当時の)未発表曲を11曲も収録! これひとつでピンク・レディーはOK!
UKオルタナ・ロック・シーンで話題騒然の、平均年齢20歳のヤング・モンスター、カラー・オブ・ファイヤーの1stアルバムが日本先行リリース。UK然とした美しいメロディが魅力。
2003年12月に68歳で死去したバーブ佐竹の追悼アルバム。1965年のレコード大賞新人賞を受賞した大ヒット曲「女心の唄」をはじめ、低音が魅力の“バーブ節”を存分に聴ける。
現役最長老歌手として知られ、2003年10月に95歳でこの世を去った塩まさるのメモリアル盤。大ヒット「九段の母」はじめ、新たに5番の歌詞が発見され、吹き込まれていた「麦と兵隊」などを収録。
「ゆがふ」は世果報と書き、いつも快適で素敵な世の中の意味だそうだ。近世から近代(そして現代も)と世果報を願い続けてきた琉球の歴史を思い起こすとき、恨みや悔しさ、悲しみが、時を超えた自然の営みと同化した唄の世界に込められていることを実感させられる。